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2006年3月23日 (木)

ラピスラズリ

今回は2004年のものからふたつです。
  前に載せた「月と道化師」と同時期のもの。
 
  昔ラピスラズリが貴重だった頃、
  ステンドグラスに登場する重要人物の服などにこの「青」は使用されました。
  コバルトが出現するまではこのラピスラズリは
  西欧文化の貴重な宝石だったそうですよv

 

  * * *
 
 
 
  「紺碧の墓」

 

高く頭上に 遠く大海に
 
  目に見えながら 触れることの出来なかった
 
  幻の色彩

 

  より深く より輝く 青を
 
  争い 競って 手に入れた
   
  象徴の ラピスラズリ

 

  その色を得る旅に その歴史を辿る度に
 
  掲げた両腕が 空を切る 切ない音と
 
  愛する者に 捧げたいと 誓った祈りを
 
  古い物語の中に 置き去られた今も
 
  塗り込み はめ込まれた 青の宝石が
 
  忘れられた 墓の如く 
 
 
  無言のまま 見つめている
 
  ただの歴史と化した廃墟で
 
  永遠に 美しいまま いまも 微笑んでいる
 
 
 
 
  * * *

 

「Treasure hunting」
 
 
 
  浮かべる詩情は 足下に
 
  描く世界は 誰か不在
 
  無口が語るは それは理解
 
  憧れのラピスラズリは いつも彼方
 
 
 
  ココロとカラダの 不協和音
 
  徐々に重なる 調和のリズム
 
  おおきな宇宙の一片を
 
  大事に大事に つれていこう
 
  今日と 明日と つれていこう
 
 
 
 

END

 

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