2006年2月17日 (金)

きおくのすみにたたずむ空は。

「きおくのすみにたたずむ空は。」


すれちがいの 顔

おもいちがいの ことば

そこにきみは立っていて

わたしと違う そらをみている


無性に悲しいと感じるわたしのよこで

それでもそらはまるくつながっているのだと

きみはどこまでも楽観だけを紡いでいる



夜がつづくと 闇が濃くなる



見えるそらが ちがってしまったことを

きみはさいごまでみとめなかった


…きみのそらはあれからいまでも 蒼く つづいているのだろうか



きおくのすみにたたずむ 空 は



瞳を閉ざしていたのはいったいどちらだったのだろうと


ずっと 問いつづけている。





(2006.02.16)





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2006年2月23日 (木)

うつろいの宵

うつろいの宵



「うつろいの宵」







まどろみのなかで



やさしく触れた 手のひらに



君であってくれたらと



ひとつぶ 涙をこぼした







「大丈夫だよ」





と ささやかれた声は





ほんとうに 君のものだったのか



ただ 夢をみていただけだったのか…







*





2006#02#23

*





携帯から更新してみました。 使えるかな?

うつろいの…シリーズで(?) あと二つは続きます。

 

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うつろいの空

2005_mp_4

「うつろいの空」



やくそくがほしいと きみは 望んだ

やくそくなんていらないから せめて とワタシは 祈った



「信じているから」

「信じつづけるよ」



そう言って 離れるしかない ふたりの カナシミ。

そう言って もうひとつの 空を みつける サミシサ。




2006*02*23


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うつろいの死

「うつろいの死」



衝動の ままに



焦燥の ままに



なにもかも ぶちまけたほうが よかった?





忘恩はすべての罪のはじまり と



だれかが言った。








無理をしないと 向き合えない ふたり なのに



時をまちがえた なんて 知らなかっただけなのに



壊すことさえできず



近づくことすらできず





途方にくれて 疲れはてた





幼い死体が ふたつ









2006*02*23





移ろう者は闇を深めて そこに泳ぐことを面白がり
ひとしきり川岸を見飽きたら 居心地のよさそうな岸辺を選んで また大地を踏む。

いつかは のりきるしかないのだから たまには余韻に浸ってみても。

微笑みが再生するのを知ったのだから
大人になることを 恐れないと誓うのでした。




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2006年3月 1日 (水)

きょう。




  「きょう」


 
 
 
  今日は あなたの ことばに すなおになろう。
 
 
 
  きょう は
 
 
 
  きっと えがおが ふえるはず
 
 
 
 
  きっと おひさまも 笑っているはず
 
 
 
 
 
 
 
  今日は きのう より やさしくなろう。
 
 
 
  きょう も 
 
 
 
  きっと きのう みた ゆめより たのしくて
 
 
 
  あしたも きっと しあわあせだと
 
 
 
  そう 信じられるような…
 
 
 
 
 
 
 
  そんな やさしくて あたたかな…
 
 
 
 
 
 
 
  きょう を つくろう
 
 
 
 
 
 
 
  ぜひとも そうしよう。

 

 

 

 

 

[2006.03.01]

 
 
 
 

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2006年3月13日 (月)

ハイドパークの朝

 

 

しっとりとした 

 

みどりいろ モノトーンの 

 

霧の 朝

 

 

のんびりと 優雅に 湖面に 遊ぶ

 

白鳥を 横目に

 

 

雑踏を かくした このモスグリーンに

 

何とも言えぬ 清々しさを感じる

 

 

明日には もう

 

九時間の時の針を すすめた場所で

 

いつもの 日常に 戻ってゆく

 

 

緑の芝生に 一本の道

 

 

すれ違いざま おはよう を 交わした

 

立派な犬を 連れた 老紳士

 

灰色リスの 居場所を おしえてくれた

 

栗色と金髪の 笑顔がやさしい女性たち

 

 

てのひらに ナッツを つまみに 降りてきた

 

かわいい 小鳥たち

 

 

 

ただの さんぽ が

 

とても たのしく 満たされて

 

至福の 時を 創り出す

 

 

空気が 風が 緑が 人が いのちが

 

 

一日の はじまりを 穏やかに 

 

美しく はじめようとする 場所

 

 

それは 太陽が目覚めて 彩をつくりだすまでの わずかな じかん

 

 

それは 

 

 

とても 懐かしい 

 

 

朝 の ひととき

 

 

 

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2006年3月28日 (火)

それがたとえ曇空でも。

 

 

 

そらのいろが 青 だけでないのを

知ったのは いつのことだったろう

 

わたしの 心が 曇っていたとき

そらの 青々しさに 

まったく きがつかなかったことがあるのを

 

ふしぎな かんかくで 

いま

春めく うつろう そらをみている

 

 

うつくしいのは なにも

蒼くあるひつようは なくて

 

 

それは

 

「うれしい」 と

こころ が ひらいた ときに

 

それは

 

「ありがとう」 と

なみだが あふれる ときに

 

 

そらは いつも うつくしい

 

 

20060328

 

* * *

 

 

 

 

 

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2006年3月29日 (水)

やさしい ひと

 

 

やさしい ひと とは 誰だろう

 

それは きっと

 

あなたのことを ゆるして くれる ひと

 

そして きっと

 

あなたに まちがえてるよ と いってくれる ひと

 

 

 

そして きっと…

 

 

そんな やさしい ひと には

 

もっと もっと やさしくて

 

もっと こころの つよい ひとが

 

よりそって いるのだろう。

 

 

20060328

 

 

* * *

 

 

 

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2006年3月31日 (金)

Trust

 

 

りょうのてがふさがっていたとき そっと ドアをあけてくれた ひと。

 

しまりかけた エレベーターの扉を あけてまっていてくれた ひと。

 

わたしの ありがとう に 微笑んで くれた ひと。

 

いっしゅん だけれど

いっしゅんにして ながれる

それは こころが ほっとする しゅんかん

 

 

ふしぎな こころの 交信

 

 

あのよる まちぼうけをしている わたしにつきあって

 

さいごまで となりにいてくれた きみ。

 

 

なにもいえず 泣き続ける  こどものような わたしを

 

やはり なにもいわずに そばにいつづけてくれた きみ。

 

 

 

…この あたたかい ときのながれが

 

…ずっと つづきますように と

 

 

それは 

 

かなしみが いのりへと かわった しゅんかん。

 

 

だからきっと いま わたしは

 

あすの であいに むねおどらせることができる

 

 

そしてきっと また

 

あす であう ほほえみを しんじようと おもうんだ。

 

 

2006.03.31

 

 

 

 

 

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2006年4月17日 (月)

いっぽ

  更新見事に滞っております。
  今年の2月に書いた詩を発見したので、今日はそれをUPいたします。

 

 

「いっぽ」

 

ヒトは かわって ゆける ?

という ギモン。

 

変われるさ!

善くも わるくも ヒトは かわってゆける。

どうせなら 顔をあげて 笑顔の道を!

 

そう 信じる わたしと

それを 知っている きみとで

 

きっと 世界は かわってゆける

 

それは きっと

 

とっても ちいさくて

 

でも かくじつな 前進の いっぽ。

 


[2006.02.17]

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2006年5月 3日 (水)

欠落のキボウ[4]

 
  あることを決めなくちゃならないな、という時に限っていつも私が
  直前に陥る悪あがきがテーマです。
  先月ノートに書いた詩を今頃発見しました。
  書いたことすら忘れてました…

「欠落のキボウ」とは、
  あらかじめ完璧ではなかったからこそ得ることができたもの。得られるというキボウ。という意味で使っています。
  本当のところはタイトルが浮かばなかったからの措置だったんですけれど…
  多分この先も、たまたま使うとおもいます。
 

*******************************

 

欠落のキボウ[4]

 

これではいけない ということは わかってた

おそらくは あれが いけないのだろう ということにも

 

なのに それを くつがえす すべが ない

じぶんのコト なのに すべが ない

 

ホントウに そうなのだもの と くるしい じかん

ホントウに それでいいの? と かんがえる じかん

 

どっちを えらぶ ?

どっちを えらびたい ?

 

ぬるい ものが 腐食のはじまりと 知る こわさと

ぬるい ものを 欲する 狂気

 

 

それは かつて か いま なのか

シーソーあそびのように いっぽうにかたむき

重心をかえては また かたむく

 

あすを ひろう スピードを いったい いつあげるつもりなのか

 

そうやって 中道をしらぬまま シーソーあそびに 興じている

 

 

 

2006.04.24

 

 

 

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2006年5月 4日 (木)

 

 

「春」

 

きのうより きょう。

その芽はふくらみはじめた
 
 
きのうより きょう。

その芽がきみどりいろを帯びてきた

 

きょうより あした。

そのふくらみが やわらかな 若葉を 見せてくれるだろうか 

 

きのうより あした。

その陽光がもたらす慈しみを 

こころが どうしても待ち望んでしまう

 

きっと あした。

穏やかな日差しとともに 希望あふれる 明日を と

この芽の成長を 春の栄光と 歓喜して

 

きっと あした。

心躍る何かを この身に芽吹かせたいと

 

切望する 春

 

2006.04.24

 

 

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